任天堂、スイッチ新モデル発売を来年に計画、人気ソフトも-関係者
任天堂は来年、家庭用ゲーム機「スイッチ」の新モデルの発売を計画している。自社や協力会社が開発した人気ソフトで販売を後押しする。事情を知る複数の関係者が明らかにした。
新モデルの詳細は決定されていないが、処理能力向上や4K超高解像度グラフィックスなどが検討された。計画の説明を受けた複数の関係者が、情報が非公開のため匿名で取材に応じた。
関係者によれば、新モデルに合わせて新たなソフトも発売し、ちょっとしたゲーム好きから熱心なゲーム愛好家まで幅広いユーザーの需要に応える。来年のソフト発売に注力するため、今年の発売計画は比較的、控えめなものになっていると、関係者は語った。
新モデルの投入は台湾の経済日報が報じていた。任天堂の広報担当者はコメントを控えるとしている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-25/QFLBCCT1UM1101
【Switch】任天堂Switch次世代機、2021年発表へ!性能を強化
【EMS/ODM】任天堂Switch次世代モデル、20年Q4在庫積み上げ開始 台湾メディア
http://www.emsodm.com/html/vip/temp/2020/08/24/1598239179207.html
任天堂(Nintendo)が、ゲーム機「Nintendo Switch」次世代モデルの在庫積み上げを早ければ2020年第4四半期から始め、
21年初に発表するとの情報が、同機のサプライチェーンが集積する台湾の業界に流れている模様だ。
台湾の有力紙『経済日報』(20年8月24日付)が台湾業界筋の話として報じた。同筋は、新型コロナウイルスで浮上した在宅需要でNintendo Switchの販売好調が続く中、
任天堂が目下、インタラクティブ性と画質を強化した新型を既に手掛けていると指摘。早ければ20年第4四半期から在庫積み上げを開始するとした。
さらに同筋は、NOR型フラッシュメモリ(NORフラッシュ)、ゲームカード用読み出し専用メモリ(ROM)のMacronix(旺宏)、
ゲームパッド用センサーのPixArt(原相)、パワーマネジメントIC のWeltrend(偉詮電)の台湾系3社が次世代モデルのサプライチェーン入りを果たしたと述べた。
うちMacronixについて同筋は、Nintendo Switchゲームカード用ROMの独占供給業者だとした上で、
Nintendo Switch 1台あたりゲームソフト9本の販売が見込めるとし、すなわちMacronixの同機向けROM出荷規模はゲーム機本体の9倍に上ると述べた。
Weltrendについて同筋は、ゲーム機大手3社にパワーマネジメントIC等を供給しており、19年からNintendo Switchに充電器用USB PDを供給していると語った。